【レビュー】デオトイレ脱臭ファン付きは本当に臭わない?3ヵ月使った感想と交換用品の選び方

猫との生活

猫を飼うのは初めてだった私。

トイレ選びに関しても「何を基準に選べばいいのか正直よくわからない」というのが本音でした。

そんなとき、

「脱臭ファン付きは臭いにくくていいよ」

とすすめられて、あまり深く考えずに選んだのが《デオトイレ脱臭ファン+》です。


それから約3ヶ月が経ちました。

「買ってよかった!」と思う点もあれば、「ここはちょっと…」と感じた部分もあります。

  • 猫の反応
  • 実際のニオイの感じ方
  • 砂やシートの交換頻度やコスト
  • 純正と汎用品、どっちを選ぶのか

など、使ってみて初めてわかったリアルな感想をまとめました。

  • 「脱臭ファン付きって本当に効果あるの?」
  • 「維持費はどのくらい?」

そんなふうに気になっている方の参考になればうれしいです。

  1. 今使っているのは「デオトイレ脱臭ファン+」
    1. 猫用トイレ「デオトイレ脱臭ファン+」
    2. サイズ感
    3. 本体パーツは4つに分かれる
    4. タッチボタンで猫ロック 猫が触っても大丈夫
  2. 猫はデオトイレを嫌がらない?初日のリアクション
    1. うちに来てすぐ入った
    2. 隠れられるのが良かったのかも
    3. 猫砂は、においを嗅ぎながら、ふみふみした
  3. 新品から3ヵ月経ったときの、トイレと猫の様子
    1. 何のためらいもなく入る
    2. ウンチはトイレの一番奥でする
    3. 臭いがするなと思ったら、ファンのフィルターが詰まっていた
    4. 本体に傷はない
    5. シートからおしっこが漏れることもない
    6. トイレの上に座ってくつろぐことも
    7. 多頭飼いするなら、1台では足りないかも
  4. 交換が必要なものはこの3つ!砂・シート・脱臭フィルター
    1. デオトイレの交換パーツはこの3つ
    2. 【おしっこシート】…迷わず「無香タイプ」を選択
    3. 【猫砂】…種類が多くて迷ったけど「鉱物タイプ」に
    4. 【脱臭フィルター】…種類は1つ、だから「安いお店」で探す!
  5. 「デオトイレ」専用の交換品 or 汎用品の比較
    1. デオトイレ専用品のメリット・デメリット
      1. ◎メリット
      2. ×デメリット
    2. 汎用品のメリット・デメリット
      1. ◎メリット
      2. ×デメリット
    3. どちらを選ぶべき?
  6. デオトイレの掃除 頻度と方法は?どこを洗う?どこを拭く?
    1. 我が家では、下の部分は洗って、覆うところは拭いて消毒
      1. 【週1でやること】
      2. 【月1でやること】
      3. 【月1は必ず、あとは不定期でやること】
    2. 一番汚れるのは、猫砂を置いてる網のところ
    3. シートを置いてるところは、ほとんど汚れない
    4. 覆いのところはウンチがつきがち。でも洗いにくいので拭き掃除&消毒する
    5. ファンのフィルター、交換時期じゃなくても定期的にはたいた方が良い
    6. 交換品をすべて変えたあとも、自分のにおいがないはずなのに使ってくれる
  7. 脱臭ファン付きを選ぶかどうか(うちの猫はファン付きでOK)
    1. 4キロの猫には、ちょうどいい(中も上も)
    2. トイレのときにちょっと隠れてるつもり。こっちを見ながらする
    3. 確かに脱臭ファンを回すと、うんちのにおいは減る
    4. ファンは必須ではないが、ウンチ臭はしにくいからおススメ
  8. デオトイレを使うときにかかる初期費用&維持費
    1. 購入費
    2. 維持費(交換品の値段)
      1. 「おしっこ吸収シート」
      2. 「猫砂」
      3. 「脱臭ファン用のフィルター」
    3. 【ざっくりかかる費用まとめ(1匹飼いの場合)】
  9. 注意点 電源コードを猫に噛まれるかも?
    1. 電源コードが心配
    2. うちの猫は、噛まないが手で遊んでしまう
    3. 市販の分厚いコードカバーを買ってもいいかもしれない
  10. デオトイレはこんな人・猫におすすめ!【まとめ】
    1. 脱臭重視の人にぴったり!
    2. お掃除を楽にしたい人にも向いてます
    3. 「囲まれてる感じ」が好きな猫ちゃんにも◎
    4. 【補足】向いてないかもしれない人・ケース
    5. ▼ まとめ

今使っているのは「デオトイレ脱臭ファン+」

猫用トイレ「デオトイレ脱臭ファン+」

わが家で使っているのは、ユニ・チャームの《デオトイレ脱臭ファン+》です。


ユニ・チャーム デオトイレ脱臭ファン+本体セット【公式ショップ】

このトイレは、システムトイレ(注)タイプ。上にカバー(覆い)がついていて、その天井部分に脱臭用のファン(換気扇)が搭載されています。

(注)ちなみに「システムトイレ」とは、上下2層構造のトイレのこと。

  • 上段…目の細かい網状のトレーに、専用の猫砂を敷く
  • 下段…おしっこを吸収するためのシートを敷く

猫のおしっこは、砂を通り抜けて下段のシートで吸収され、ウンチは猫砂の上に残る仕組みです。

《デオトイレ脱臭ファン+》の大きな特徴は、ファンがついていること。ファンには脱臭フィルターがついています。

これによって、ウンチのニオイがかなり抑えられるところが気に入っています。

※5月末の追記です。

さっき、脱臭フィルターを交換したのですが、ウンチをした時のにおい方が全然ちがいました!交換すると、新品フィルターの凄さに改めて気付きました!
この記事の後半でもフィルターのことを書いたのですが、さっさと交換していくことをオススメします!!

サイズ感

サイズは、初めて見たとき「けっこう大きいな」というのが正直な感想でした。

実際のサイズはこちらです。

  • 幅 約39cm
  • 奥行 約49cm
  • 高さ 約52cm

少し想像しにくいかもしれませんが、A3サイズ(A4が2枚分)が約30×42cmなので、「A3よりも広いスペースが必要」と考えるとイメージしやすいかもしれません。

高さも52㎝あるので、椅子の座面より少し高いくらいです。

猫のトイレとしては標準サイズだと思いますが、初めて開けたときは「意外と大きいね」と家族で話しました。

本体パーツは4つに分かれる

トイレ本体は、次の4つのパーツで構成されています。

  • 一番下の「おしっこシート用トレイ」
  • その上に重なる「猫砂を入れる網状のトレイ」
  • サイドと天井を覆う「カバー部分(壁+穴あき天井)」
  • 上に載せる「脱臭ファンユニット」

脱臭ファンは、カバーの上に乗せてから45度ほど回転させると、しっかり固定される仕組みです。

ファン部分はやや重さがあるため、取り付け・取り外しの際は少し力が必要です。ただ、私(女性)一人でも問題なく扱えているので、特別な力は要りません。

また、ファンの風量は3段階で調節可能。最大(3)にしても音はそれほど気になりません。例えるなら、ノートパソコンのファン音くらい。

私の住んでいるのはかなり静かな田舎ですが、それでも「うるさい」と感じたことはありません。

タッチボタンで猫ロック 猫が触っても大丈夫

《デオトイレ脱臭ファン+》には、タッチ式のスイッチがついています。

スイッチはファン正面の下部にあり、軽く触れると反応する仕組みです。もちろん、猫がうっかり触っても反応してしまうことがあります。

ですが、「猫ロック(チャイルドロック)」機能をオンにすれば、スイッチは反応しなくなるので安心です。

猫はデオトイレを嫌がらない?初日のリアクション

猫を迎えるとき、最初の大きな心配ごとは「食事」と「トイレ」ですよね。

新しい環境に慣れるまでは、不安からごはんを食べなかったり、トイレを我慢してしまうことがあると聞いていたので、わが家でもとても気がかりでした。

特にトイレは、「広さや猫砂の種類が猫の好みに合わないと、使ってくれないこともある」とよく言われています。

そのため、うちに来る猫は大丈夫だろうかと、家族みんなでドキドキしていました。

でも実際には、拍子抜けするほどあっさり「デオトイレ脱臭ファン+」を使ってくれたんです。

うちに来てすぐ入った

一番心配していたトイレ問題でしたが、なんと猫がうちに来たその日に、すぐ使ってくれました

理由は正直わかりません。でも、おかげで家族みんなホッとしたのを覚えています。

もしかすると、もともとおしっこを我慢していたタイミングだったのかもしれませんし、単に気にしない性格だったのかもしれません。

猫に聞いてみないとわかりませんが、少なくとも嫌がる様子や戸惑いはまったく見られませんでした。

ファンのモーター音を嫌がるかな?とも思っていたのですが、それも杞憂でした。

隠れられるのが良かったのかも

これはあくまで想像ですが、「トイレに覆いがついていて、ちょっと隠れられる形状」が猫にとって安心感があったのかもしれません。

うちの猫は、わりと穏やかで警戒心が薄いタイプです。でも、初日はやっぱり少し不安そうで、首やしっぽが下がっていました。

トイレを見つけたときは、まず外側をクンクンとにおいを嗅いでから、スッと中に入っていきました

中に入ってからも少しにおいを嗅いで、落ち着いた様子で奥のほうでおしっこをしてくれました。

その姿を見て、「周囲が囲われているだけでも安心感があったのかな」と感じました。

猫砂は、においを嗅ぎながら、ふみふみした

猫砂のにおいが気に入らなかったらどうしよう……という心配もありましたが、それも問題なし。

トイレの中に入ったあと、しっかりとにおいを嗅いで、前足で砂をふみふみしながら、しばらく感触を確かめていました。

一瞬、「ん?」と様子を見ていた感じもありましたが、嫌がるそぶりはなく、そのままおしっこをしてくれました。

ちなみにですが、初日は、元いた施設で使っていた猫砂(おしっこのにおいが少し残っているもの)を、ほんの少しだけトイレに混ぜておきました。

まったく新しい環境に違和感があったとしても、自分のにおいがして、少し隠れられる場所だったことが、「ここでしても大丈夫」と思ってくれた理由かもしれません。

新品から3ヵ月経ったときの、トイレと猫の様子

デオトイレ脱臭ファン+を使い始めて、3ヵ月が経ちました

短い期間ではありますが、使い続ける中で少しずつ見えてきた変化や気づいたことをご紹介します。

何のためらいもなく入る

初日からすんなり使ってくれたわが家の猫。

3ヵ月経った今でも、トイレに対する抵抗はまったくなく、自然に入ってくれます。

体調を崩していた時期でも粗相することはなく、本当に助かっています。

また、掃除のために覆い(カバー)を外しているときでも、システムトイレだけの状態であっても普通に使ってくれるので、その点も問題なしです。

ウンチはトイレの一番奥でする

最近は、ウンチはトイレの一番奥にするようになりました。

猫は入口側に頭を向け、お尻を奥にして排泄します。

そのため、お尻が奥の壁ギリギリになることが多く、たまにウンチが壁についてしまうことも…。

そんなときは、覆いを少し持ち上げて拭き掃除し、最後に消毒スプレーで仕上げています。

ちなみに、おしっこは手前側にすることが多いため、吸収シートは週の途中で前後を入れ替えるようにしています。

(一番下のトレイには、吸収シート用の専用トレイがセットされていて、前後どちらでも向きを気にせず入れられる仕様になっていて、交換や入れ替えは簡単にできます。)

臭いがするなと思ったら、ファンのフィルターが詰まっていた

最初のうちは、ウンチ後もほとんどにおいを感じませんでした。

でも、3ヵ月ほど経つと、においが少し気になるようになりました。

ちょうどそのタイミングで、脱臭フィルターの交換ランプが点灯。

確認してみると、フィルターには白い粉のようなものがたくさん付着していて、明らかに目詰まりしていました。

おそらくこれは、猫砂から出る細かな粉だと思います。

新しいフィルターに交換したところ、またにおいが気にならなくなったので、フィルターの効果はやっぱりあるんだなと実感。

ちなみに、一度フィルターをはたいて粉を落とし、軽く洗って再利用してみましたが、消臭効果はあまり戻りませんでした。(それでも洗う前よりはマシです。)

定期的に新品に取り替えるのがおすすめです。

本体に傷はない

3ヵ月使ってみても、トイレ本体に目立った傷や破損は見られません

細かいスレがあるのかもしれませんが、ぱっと見では気になるような汚れや劣化はありませんでした。

シートからおしっこが漏れることもない

一番下のトレイにセットするおしっこ吸収シート専用トレイですが、通常使用では漏れたり汚れたりすることはありません。

ただ、一度だけ、シートの交換を忘れて1週間以上放置してしまったときには、吸収しきれずにトレイに漏れていたことがありました。

それ以外では、きちんと交換していれば問題なく清潔に保てています。

トイレの上に座ってくつろぐことも

トイレの高さは約52cmあります。

うちの猫は、ときどきこのトイレの上にちょこんと座ってくつろいでいることがあります。

ちょうど椅子の座面くらいの高さなので、見晴らしが良くて気に入っているのかもしれません。

多頭飼いするなら、1台では足りないかも

使っているうちに実感したのは、1匹につき1台は必要だなということです。

猫の排泄量や砂・シートの汚れ具合を見ても、一般的に言われている「猫の数+1台」のルールは納得です。

わが家では1匹なので、

  • おしっこシートはちょうど1週間でいっぱい(タプタプ状態)に
  • 猫砂は3週間目くらいからウンチの跡が目立ち、砂が減ったと感じるように

この感覚は、メーカーの推奨交換サイクルとほぼ一致しています。

交換が必要なものはこの3つ!砂・シート・脱臭フィルター

デオトイレ脱臭ファン+を使ううえで、定期的な交換が必要なパーツは3つあります。

デオトイレの交換パーツはこの3つ

  • おしっこ吸収シート
  • 猫砂
  • 脱臭ファン用のフィルター

それぞれ、専用の交換品が販売されていて、定期的に買い替える必要があります。

メーカー推奨の交換時期は以下の通り。

  • おしっこ吸収シート … 1週間ごと
  • 猫砂 … 1ヵ月ごと
  • 脱臭ファン用のフィルター … 3ヵ月ごと

【おしっこシート】…迷わず「無香タイプ」を選択

我が家では「無香の消臭タイプ」を使っています。

デオトイレ脱臭ファン+用のおしっこシートは全部で8種類あり、以下の様に分かれています。

  • 1頭飼い用(4種類)
    • 【無香】消臭・抗菌(←現在使用中)
    • 【香り付き】ナチュラルガーデン/ナチュラルソープ/ボタニカル
  • 多頭飼い用(4種類)
    • 【無香】消臭・抗菌
    • 【香り付き】ナチュラルガーデン/ナチュラルソープ/ボタニカル

8種類を大きく分けると、1頭飼い用か多頭飼い用に分かれています。

香り付きタイプも豊富ですが、うちは1匹飼い+香りに敏感な家族がいるので、「無香タイプ一択」でした。

猫は人間よりも鼻が敏感なので、香り付きがストレスになる可能性もあるかも?と考えて、最初から無香で決定しました。

【猫砂】…種類が多くて迷ったけど「鉱物タイプ」に

猫砂は、今のところ「鉱物タイプの消臭・抗菌サンド」を使っています。

正直、おしっこシートと違って、猫砂選びはかなり迷いました。

以下は、現在販売されている主なラインナップです。

  • 鉱物タイプ
    • 【無香】消臭・抗菌(←今使ってる)
    • 【無香】消臭・抗菌・小粒
    • 【香り付き】ナチュラルグリーン/ホワイトフローラル/ボタニカル
  • その他の素材
    • 紙タイプ【無香】緑茶成分入り
    • 木タイプ【木の香り】針葉樹の成分入り
    • シリカゲルタイプ【無香】

猫砂を選ぶときに大事なのが、「素材」と「ゴミの出し方」、それから「粒の性質」です。

  • 捨てるときの分別
    • 鉱物タイプ…不燃
    • 紙タイプ…可燃
    • 木タイプ…可燃
    • シリカゲル…地域差あり
  • 掃除のしやすさ
    • 鉱物タイプ…粒がくずれにくく、散らかりにくい
    • 紙・木タイプ…飛び散りやすく、粒が崩れやすい

わが家では掃除がラクな方がいいという理由から、最初は鉱物タイプを選びました。

ただ最近、「紙や木タイプも、意外と散らからないのでは?」と思い始めています。

もし猫が嫌がらず、使いやすければ、可燃ごみで出せる方が断然ラクですよね。今ある在庫を使い切ったら、別タイプも試してみる予定です。

ちなみに、どの猫砂も、おしっこは吸収せずに下のシートに流す構造なので、消臭力の違いはそれほどないようです。

【脱臭フィルター】…種類は1つ、だから「安いお店」で探す!

脱臭ファンに取り付けるフィルターは、3ヵ月ごとに交換が推奨されています。

これはデオトイレ脱臭ファン+専用のもので、種類は1つです。互換品や汎用品は今のところ見かけません。

そのため、どこで買うかが勝負!

うちは主に楽天市場で買っていますが、ときどきAmazon もチェックします。

前回は、楽天の方が安かったです。

3ヵ月に1回の交換なら、1年分で4枚必要なので、まとめ買いもおすすめです。

「デオトイレ」専用の交換品 or 汎用品の比較

交換パーツを選ぶとき、専用品を使うべき?それとも汎用品でも大丈夫?と迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。

ここでは、デオトイレ脱臭ファン+に使える「専用品」と「汎用品」それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

デオトイレ専用品のメリット・デメリット

◎メリット

サイズがぴったり
 トレイやフィルターの形に合わせて作られているので、フィット感がよくズレにくいです。

性能が安定している
 消臭力や吸収力など、メーカーが設計した通りの性能が出やすいです。

交換タイミングがわかりやすい
 公式の交換目安と連動しているので、管理しやすいのも魅力です。

安心感がある
 正規品なので不具合が出にくく、もしトラブルがあったときも説明がしやすいので安心して使えます。

×デメリット

価格が高め
 やはり正規品なので、価格はやや高めです。

選択肢が限られている
 香りや素材のバリエーションはありますが、それでも汎用品に比べると少ないです。

汎用品のメリット・デメリット

◎メリット

価格が安い
 ものによっては、専用品の半額〜2/3程度で買えることも。長期的に見ると節約になります。

まとめ買いがしやすい
 ネット通販では汎用品の大容量パックも販売されており、コスパを求める人にはぴったりです。

×デメリット

サイズが合わないことも
 微妙にフィットしなかったり、トレイからはみ出すなど、使いにくさを感じることがあります。

品質にばらつきがある
 吸収力や消臭力が思ったより弱い、フィルターがすぐ詰まるなど、当たり外れがある印象です。

自己責任になる
 正規品でないため、万が一トラブルがあった場合、メーカー保証の対象外になる可能性もあります。

どちらを選ぶべき?

どちらも良い点・悪い点がありますが、まとめると以下のようになります。

  • 安心を重視するなら「専用品」
  • コストを抑えたいなら「汎用品」

ただし、汎用品を使う場合は「レビューをしっかり確認する」「最初は少量から試す」など、慎重に選ぶのがおすすめです。

わが家では今のところすべて専用品を使っていますが、一度だけ猫砂を汎用品に変えたことがあります。

特に臭いなどの問題なく使えていたのですが、砂を踏んだ猫のあしに、白い粉ついてしまって、部屋中が白い足跡だらけになったことがあります。

コストとのバランスを見ながら、今後は一部で汎用品も試してみようかなと考えているところです。

デオトイレの掃除 頻度と方法は?どこを洗う?どこを拭く?

デオトイレをまるごと洗うのは大変ですが、パーツごとに「洗うタイミング」「洗う場所」「拭く場所」を分けて掃除することで、手間をかけすぎず清潔を保つようにしています。

我が家では、下の部分は洗って、覆うところは拭いて消毒

【週1でやること】

おしっこシートを置く引き出しは、週1でシートを交換するときに掃除をしています。

消毒液をかけて、拭き掃除をしています。

シートからおしっこが漏れたり、トレイが汚れることはほとんどないため、拭き掃除のみにしています。

【月1でやること】

猫砂を入れるトレーは、月に1度の砂を交換するときに、丸洗いしています。

水洗いしたあと、少し外干しをしたりいらない布で拭いたりして、しっかり乾かしています。

【月1は必ず、あとは不定期でやること】

覆いのパーツ(上部のカバー部分)は毎回洗うのは大変なので、普段はウェットシートなどで拭いて、アルコール系スプレーで軽く消毒しています。

月1で猫砂の入れ替えをする時には必ずおこなっていますが、汚れているのを見つけたときもすぐに拭き掃除をしています。

一番汚れるのは、猫砂を置いてる網のところ

掃除の中で一番気をつかっているのが、猫砂を支える網の部分です。

網(ざる)の目が細いのでウンチが詰まっていることもありますし、おしっこもかかっているので、拭き掃除だけでは汚れを取るのは難しいです。

やっぱり、水で洗い流す方がいいのかなと思っています。

基本的には、月1回の猫砂を変えるときにしっかり水洗いして、汚れを落としています。

網の目に詰まった砂は、使い古しの歯ブラシを使ってこすることもあります。

洗う場所ですが、天気が良い日を狙って、外にある水道で洗っています。

シートを置いてるところは、ほとんど汚れない

ペットシートを置くスペース(トレイ)は、基本的にシートがすべてのおしっこを吸ってくれるので、汚れはほとんどありません

シート交換を忘れて、シートがおしっこを吸いきれないとトレイに漏れてくるのですが、そのようなことがない限りは、拭き掃除もほぼ不要です。(でも、念のため消毒してますが。)

覆いのところはウンチがつきがち。でも洗いにくいので拭き掃除&消毒する

猫が奥に行きすぎて、奥の壁近くでウンチをすると、覆いの内側にちょっと付いてしまうことがあります。でもこのパーツは大きくて洗いにくい…。

我が家では、ウェットシートでさっと拭き取り、においが残らないように除菌スプレーで対応しています。

ウンチをしたらすぐに回収するので、毎回そのタイミングで多いの内側もチェックするようにしています。

ファンのフィルター、交換時期じゃなくても定期的にはたいた方が良い

脱臭ファンのフィルターは、目に見えてホコリ(猫砂からでる粉)がたまりやすいです。

交換時期(約3ヶ月)を待たず、2週間に1回くらい軽くはたくようにしています。

こうするだけで、ファンの吸い込みも良くなり、臭いも減る気がします。

交換品をすべて変えたあとも、自分のにおいがないはずなのに使ってくれる

砂・シート・フィルターを全部新しくすると、「においが変わって(なくなって)、猫が嫌がるかな?」と少し心配でした。

でも、我が家の猫は、気にせずいつも通りトイレを使ってくれています

たぶん、トイレの場所や形状が変わらないから安心感があるのかもしれませんね。

脱臭ファン付きを選ぶかどうか(うちの猫はファン付きでOK)

4キロの猫には、ちょうどいい(中も上も)

うちの猫は体重4キロほどですが、「デオトイレ脱臭ファン+」のサイズは窮屈さを感じないようです。

中にすっぽり入れて、方向転換も問題なし。高さもあるので、背中が当たることもなく快適そうです。

出入口もスムーズに出入りできています。

トイレのときにちょっと隠れてるつもり。こっちを見ながらする

トイレ中は、カバーの中に入って「隠れてるつもり」のようです。

でも実は入り口からこちらをチラッと見ていたりして、その姿がなんともかわいい…。

ほどよく囲われていることで、落ち着いて用が足せるように見えます。

確かに脱臭ファンを回すと、うんちのにおいは減る

実際に使ってみて思ったのは、「ファンがあるだけで、こんなに臭いが違うんだ!」ということ。

ウンチのにおいが強いときでも、ファンを作動させておけば、部屋全体に広がる前にかなり軽減されます。

全然におわないことはないですが、特に来客がある日は気になってしまうので、軽減されているだけでもだいぶ助かっています。

ファンは必須ではないが、ウンチ臭はしにくいからおススメ

正直、ファンなしのトイレでもじゅうぶん使えると思います。

ですが、ファン付きだと掃除の頻度や消臭対策に余裕ができるので、日々のストレスが減るのは確かです。

完全密閉ではないものの、ファンが回って脱臭フィルターを通してくれるだけで、かなり違うと実感しています。

デオトイレを使うときにかかる初期費用&維持費

購入費

「デオトイレ脱臭ファン+」を使い始めるには、まずは本体セットを購入する必要があります。

セット内容は以下の通りです。

  • 本体一式
    • 脱臭ファン
    • 覆い(カバー)の部分
    • 猫砂を敷く網状のトレイ
    • おしっこ吸収シートをおくトレイ
  • ウンチを取るためのスコップ
  • 脱臭ファン用のフィルター (1枚/約3ヵ月分)
  • 猫砂 (2L/約1ヵ月分)
  • おしっこ吸収シート (4枚/約4週間分)
  • 電源アダプター
  • コード保護カバー(猫の噛みつき防止)
  • 説明書

メーカー公式通販サイト「ユニ・チャーム ダイレクトショップ」での価格は、

19,580 円 (税込)

となっています。

ただし、実際には他の通販サイトの方が安く販売されている場合も多く、楽天では1万4千円台(送料込み)で購入できるショップもありました。

また、うちの近所のホームセンターでも、公式より少し安めの価格で販売されていました。これから購入を考えている方は、ネット通販(楽天・Amazon)や近所の実店舗をチェックしてみるのがオススメです。に買えると思います。

維持費(交換品の値段)

「デオトイレ脱臭ファン+」では、以下の3つのパーツを定期的に交換する必要があります。

  1. おしっこ吸収シート
  2. 猫砂
  3. 脱臭ファン用フィルター

それぞれの価格帯を紹介していきます。

「おしっこ吸収シート」

おしっこ吸収シートには「1頭飼い用」と「多頭飼い用」があります。

1頭飼い用は、20枚入り(約4~5ヵ月分)で、 1,700~2,000円程度(送料込み)です。

多頭飼い用は、16枚入り(約4ヵ月分)で、約2,000円前後(送料込み)です。

どちらも、大容量パック(まとめ買い)になると1枚あたりの単価が下がるので、収納スペースに余裕があればまとめ買いがお得です。

「猫砂」

現在、うちでは「鉱物タイプの猫砂(無香・抗菌)」を使っています。

価格は、鉱物タイプの場合、4L(=約2ヵ月分)で1,800~2,000円前後(送料込み)で販売されています。

【小粒タイプ】【香りつきタイプ】【紙タイプ】【木タイプ】などもありますが、価格帯はだいたい同じか、少し割高(100円位高い)、または内容量が少な目になっていることがあります。

【小粒タイプ】

【香りつき】ホワイトフローラル

【香りつき】ナチュラルグリーン

【木タイプ】

【紙タイプ】

猫砂も、まとめ買いをした方がコスパが良いです。収納スペースに余裕がある方は、セット販売や大容量パックを選ぶとお得です。

「脱臭ファン用のフィルター」

脱臭ファン用のフィルターは、約3ヵ月ごとに1回の交換が推奨されています。

フィルターの値段は、1枚あたり送料込みで2000円弱くらいです。

送料を考えると、3枚セットなどをまとめ買いして、送料無料にする方がお得です。

また、近所のホームセンターなどで安く手に入ることもあるので、通販と実店舗の価格を比較して購入するのがオススメです。

【ざっくりかかる費用まとめ(1匹飼いの場合)】

項目頻度目安の価格(税込・送料込)
本体一式最初のみ約14,000~19,000円
おしっこシート月4枚使用月400~500円
猫砂(鉱物タイプ)月2L使用月900~1,000円
脱臭フィルター3ヵ月に1回月あたり約600~700円

「デオトイレ脱臭ファン+」を使うときにかかる金額を計算すると、

  • 初期費用は2万円弱
  • 交換品の費用を月額になおすと2,200円/月くらい

となっています。

実際には、おしっこシートなどの交換パーツの交換時期がバラバラなので、それぞれのタイミングでの購入することになります。

注意点 電源コードを猫に噛まれるかも?

電源コードが心配

「デオトイレ脱臭ファン+」は、脱臭ファンを動かすために電源コードを使います

ファンの横から出ているコードをコンセントにつないで使うのですが、このコード、猫によっては興味を持って噛んだり遊んだりしてしまうかもしれません。

購入時には、コードを保護するためのカバー(巻きつけるタイプのパーツ)が付属しています。

ただ、付属のカバーの素材はやや薄めなので、かじるのが好きな猫には、ちょっと心もとない印象です。

うちの猫は、噛まないが手で遊んでしまう

我が家の猫は、今のところコードを噛むことはありませんが、前あしでチョイチョイと揺らして遊んでしまうことがあります。

なので、我が家ではコードが猫の目につかないように、本体を壁に寄せて、コードを壁とトイレ本体のすき間に通すようにしています。

市販の分厚いコードカバーを買ってもいいかもしれない

コードの扱いに少し工夫が必要ですが、気になる方は市販のコードカバーを追加で使うのもおすすめです。

とくに、コードを噛む癖のある猫ちゃんがいるご家庭では、感電や破損のリスクを避けるためにも、しっかりと対策しておいた方が安心だと思います。

設置場所やコードの取り回しを工夫することで、安全にデオトイレを使ってもらうことができます

デオトイレはこんな人・猫におすすめ!【まとめ】

「デオトイレ脱臭ファン+」を実際に使ってみて感じたのは、脱臭力お手入れのラクさがかなり優秀だということです。

以下のような人や猫ちゃんに特におすすめできます!

脱臭重視の人にぴったり!

「猫のトイレ=においが気になる」という人には特におすすめです。

ファン付きの脱臭機能+専用の消臭フィルターのおかげで、トイレまわりのにおいがぐっと減りました。

実際、うちではリビングの近くにトイレを置いていますが、うんちをした直後でも「ん?ちょっと香った?」程度です。

お掃除を楽にしたい人にも向いてます

お掃除の手間をかけたくない、かけられない人にもおすすめです。

おしっこは下のシートに吸い込まれる構造ですし、砂はカバーのおかげであんまり飛び散りません。(1日1粒くらいが飛び出す程度です。)

その分、トイレ掃除がとても簡単です。毎日のお掃除ストレスがかなり減りました。

「囲まれてる感じ」が好きな猫ちゃんにも◎

本体のデザインが「ドーム型」に近いので、囲まれて安心するタイプの猫ちゃんには特におすすめです。

うちの猫もそうなのですが、入っている姿を見ると、「こもって落ち着いてるな〜」という雰囲気があります。

逆に、オープンなトイレが好きな子には不向きな場合もあるかもしれません。

【補足】向いてないかもしれない人・ケース

3ヵ月使ってみて、私が「デオトイレ脱臭ファン+を使う前に少し考えた方がいいだろうな」と思う人は以下の通りです。

  • コードを噛んでしまう猫がいるご家庭(→コードカバーで対応可能)
  • 本体サイズがやや大きめなので、設置スペースが限られている場合は、寸法の確認をしてからの方が安心です。

▼ まとめ

デオトイレ脱臭ファン+は、

  • においが気になる人
  • トイレ掃除を楽にしたい人
  • 落ち着ける空間が好きな猫ちゃん

におすすめのアイテムです。

お店によって価格差があるので、購入前に比較してみてくださいね。

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